本当は何が目的でテニスをするのだろう。
一度、冷静になって、大研究してみよう。
人がテニスをする理由は、人それぞれだ。
ただ勝ちたい人。
勝ち負けよりも、綺麗にテニスがしたい人。
運動不足の解消になればそれでいい人。
本当に様々な動機がある。
大きく分類すると、3種類になる。
【上手志向】、【友好志向】、【健康娯楽志向】の3つだ。
上手志向の目的は、できる限り最高の域にまで上達したい。
また、勝つか負けるかが重要と考えていて、あらゆる相手に勝ちたい。
さらに、他人の注意を引き、賞賛されたいという動機もある。
友好志向の目的は、友人を作り、その関係を維持したい。
上手か下手はあまり関係なく、どこでだれとテニスするかが重要。
また友人がしているから、夫がしているから、だから私もテニスをするという志向だ。
健康娯楽志向の目的は、心や身体の健康の維持、向上である。
ただ運動不足を解消しリラックスしたいのである。
ただひたすら楽しみたい、習得したい、健康でいたい。である。
テニスをする人はこのいずれかの志向に属する。
ここで強く強調したいことは、人間の価値はテニスの上手下手で決まらないということ。
現代は激しい競争社会、資本主義社会であるために、歪んだ価値観に支配され気味だ。
お金持ちは偉い、ゴルフが上手い人は、下手な人より賞賛を浴びやすい。など。
例をあげたらキリがないが、
個人の価値と業績をイコールで結んではいけない。
人間の価値は、業績やその他の気まぐれで測ることはできないことをはっきりと
認識しなければいけない。
結局のところ、我々は、あるがままの我々なのだ。
テニスの試合結果は、いかに自分がプレーしたか、いかに努力したかを反映するが、
それが自分そのもの定義するわけではない。
0ー6、0ー6で負けて、私はなにを失うのだろう。
真に価値のある本当の勝利とはなんだろう。
ここで私、もりたつおのテニスする理由を発表したいと思う。
健康や友人の為にテニスをしているというのもあるが、本当に心からの動機を考えてみた。
僕がテニスをする理由は、
【自分のベストをプレーし、エンジョイすることを妨げる神経質さを克服すること】
体内に埋め込まれている、内側の障害に勝つこと、それがテニスをする理由です。
この内側のゲームにはトロフィーも賞状も存在しないが、なにより価値のあることだと感じています。
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