バックハンドに猛烈な苦手意識を持っているジョンという友人がいるとしよう。
ジョンはサーブを打ち、フォアで攻めているが、バックに来た途端に急に弱気になる。
ジョンはイライラし、このバックは長年の悩みだと落ち込む。
しかし、ジョンは実はロジャーフェデラーばりのバックが打てるのである!
ジョンがリターンの番である。
相手のサーブが明らかに【アウト】した時、ジョンは『フォールト!』と、言いながら
実に見事なバックハンドを打てるからだ。
この打っている時のジョンの表情は、どこにも力みがなくリラックスしている。
セルフ1が姿を出していないのである。
そう、苦手意識さえなければ、ジョンはバックハンドなど少しも苦手ではないのだ。
実は、そのことをジョンは知らない、知ることを恐れている。
テニスコートでは、いろんな面白いことが起こるが、これはまさに漫才である。
この漫才を、あなたも、そしてあなたの友人も、そして私も、間違いなく演じている。
セルフ1の妨害活動を抑え、セルフ2に本来の実力を十分に発揮させれば良い。
しかし、その具体的な方法は誰からも教えられてこななった。
学校では、右向けーー右!社会では出る杭は打たれるのである。
このブログでは、その未知の領域にメスを入れる!
このブログを読みながら、苦手意識の根本治療に役立ててもらえると嬉しい。
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