八百屋の店先には、カボチャやトマトが多く並んでいる。
そして人は、
『あ!カボチャだ!トマトだ!」と思う。
もし、物価上昇が半端ないことになって、
カボチャが一個10万円する時代がきたらどうだろう。
そして、どうしても今晩のおかずにカボチャが欲しい時。
人は「あ!カボチャだ!」では済まさないだろう。
どのカボチャにも個性があり、違った味がするものだ。
(今の野菜は品種改良されているから大体は姿、味も統一されているが。。。その辺は後日、、、)
一つ一つのカボチャは重要な意味をもってこの世に誕生したのだ。
テニスではどうだろう。
一回のストロークは、長い人生で打つ何十万回、何千万回の内の一回だ。
しかし、その一回は無限大の一回ではない、すなわち0ではない。
一打一打が重要な意味を持っていることをもう一度吟味したい。
目の前の一球一打を決して疎かにしてはいけない。
高級ワインは一気飲みしてはたいして味はわからない。
香りや味を時間を使って五感で堪能する。
それが素敵な『限りある時間の使い方』だ。
先入観の除去がキーワードになる。
物事を見る時に先入観に支配されていると、ボールそのものを見れない。
バックに来たボールを【苦手なボール】とすぐに決めつける。
変な形のカボチャを【まずいカボチャ】とすぐに決めつける。
ボールをよく見るとは、先入観をいかに取り除いて、いかにそのものを見るか
ということである。
先入観の除去の練習は、普段の生活でもできる。
見るもの、聞くもの、あるがままの現実を感じ取ろう!
先入観という心のレンズを取り払おう!
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